VVAULT® ナレッジベース・ベーシック

ティアリングについて

提供: ナレッジベース | VVAULT® CUSTOMERS SQUARE

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:*構成ストレージの使用容量を全体で平準化する
:*構成ストレージの使用容量を全体で平準化する
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ファイルの使用頻度は10回分のアクセスログより算出されます。
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ファイルの使用頻度は過去10回までのアクセスログより算出されます。
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またティアリング処理はバックグラウンドで5分単位で実行されています。
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ティアリング稼動時間は仮想ドライブの設定画面で任意に変更が可能です。
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(ティアリングの実行時間の指定は仮想ドライブの設定画面で変更可能です)
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ティアリングは設定された時間帯で5分毎、最大100件までのファイルを移動していきます。
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※ティアリングを抑制したい場合、仮想ドライブ設定画面より稼動時間の範囲を短くします。
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1度のティアリングで移動されるファイル数は最大で100件までです。
 
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取り込みや取り外し処理が実行された場合、ティアリングは停止し、取り込みや取り外しの処理が終われば、ティアリングは再開します。
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なお、ティアリング中に取り込みや取り外し処理が実行された場合、ティアリング処理は中断し、取り込みや取り外しの処理が終了後に再開します。
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※ティアリングをなるだけ実行したくない場合は、仮想ドライブ設定画面より実行時間の範囲を短くしてください。
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2011年4月4日 (月) 17:01時点における版

[概要]

VVAULTの特徴の一つである、ストレージ階層管理「ティアリング」について説明します。

[対象バージョン]

VVAULT 1.0.0

[詳細]

VVAULTのティアリングは、以下のような特徴があります。

  • ファイルの使用頻度に応じて最適なストレージへ移動する
(使用頻度の高いファイルは高速ストレージへ、使用頻度の低いファイルは低速ストレージへ)
  • 構成ストレージの使用容量を全体で平準化する

ファイルの使用頻度は過去10回までのアクセスログより算出されます。

ティアリング稼動時間は仮想ドライブの設定画面で任意に変更が可能です。 ティアリングは設定された時間帯で5分毎、最大100件までのファイルを移動していきます。 ※ティアリングを抑制したい場合、仮想ドライブ設定画面より稼動時間の範囲を短くします。


なお、ティアリング中に取り込みや取り外し処理が実行された場合、ティアリング処理は中断し、取り込みや取り外しの処理が終了後に再開します。