VVAULT® ナレッジベース・ベーシック

ティアリングについて

提供: ナレッジベース | VVAULT® CUSTOMERS SQUARE

2011年3月2日 (水) 16:25時点における Admin (会話 | 投稿記録) による版
[概要]

VVAULTの特徴の一つである、ストレージ階層管理「ティアリング」について説明します。

[対象バージョン]

VVAULT 1.0.0

[詳細]

VVAULTのティアリングは、以下のような特徴があります。

  • ファイルの使用頻度に応じて最適なストレージへ移動する
(使用頻度の高いファイルは高速ストレージへ、使用頻度の低いファイルは低速ストレージへ)
  • 構成ストレージの使用容量を全体で平準化する

ファイルの使用頻度は10回分のアクセスログより算出されます。

またティアリング処理はバックグラウンドで5分単位で実行されています。 (ティアリングの実行時間の指定は仮想ドライブの設定画面で変更可能です)

1度のティアリングで移動されるファイル数は最大で100件までです。

取り込みや取り外し処理が実行された場合、ティアリングは停止し、取り込みや取り外しの処理が終われば、ティアリングは再開します。

※ティアリングをなるだけ実行したくない場合は、仮想ドライブ設定画面より実行時間の範囲を短くしてください。