1 インストール前の確認

1-3 使用するデータの保存先

本製品で使用する各種データは以下に記載する保存先に保存されます。尚、各種データの保存先はそれぞれ別の場所を指定することを推奨します (※1)。

各種データの保存先

VVAULTプログラムファイル

本製品を構成するデータ群です。インストーラーのデフォルト設定では”C:¥Program Files¥VVAULT”に保存されます。

マスタドライブ用DBデータ(※2)

マスタドライブに保存されているコンテンツを管理する為のメタデータです。インストーラーのデフォルト設定では”C:¥Program Files¥VVAULT¥VVAULTData”に保存されます。

マスタドライブ バックアップ用DBデータ(※2)

バックアップドライブに保存されているコンテンツを管理する為のメタデータです。このデータはバックアップ機能、レプリケーション機能、タイムマシーン機能を使用する場合に必要となります。インストーラーのデフォルト設定では”C:¥Program Files¥VVAULT_BACKUP¥BACKUPData”に保存されます。

レプリケーション用DBデータ(※2)

レプリケーションデータを管理する為のメタデータです。このデータはレプリカモードで使用する場合に必要となります。インストーラーのデフォルト設定では”C:¥Program Files¥VVAULT_DR¥DRData”に保存されます。

レプリケーション バックアップ用DBデータ(※2)

バックアップドライブに保存されているコンテンツを管理する為のメタデータです。このデータはバックアップ機能、レプリケーション機能、タイムマシーン機能を使用する場合に必要となります。インストーラーのデフォルト設定では”C:¥Program Files¥VVAULT_DR_BACKUP¥DRBackupData”に保存されます。

実データ

マスタドライブに保存されたファイルの実データは、マスタドライブを構成するストレージ (以下、構成ストレージ)に保存されます (※3)。尚、構成ストレージには以下の種類があります。

  1. マスタドライブ用構成ストレージ ……マスタドライブを構成するストレージです。
  2. バックアップドライブ用構成ストレージ …… バックアップドライブを構成するストレージです。
  3. レプリケーション用構成ストレージ …… レプリカドライブを構成するストレージです。

※1:各メタデータの保存先はそれぞれ別の場所を指定することを推奨しますが、ストレージのルートやネットワークストレージを指定することはできません。

※2:各DBデータの容量は保存されるデータ量によって増減します。状況に応じて適切な空き容量を確保してください。目安として、DBデータ保存先別に100万コンテンツで2.1GB程度の容量が必要となります。

※3:構成ストレージは、本製品をインストールするコンピューターからアクセス可能なストレージである必要があります。本製品をインストールする前にこれらのストレージに問題なくアクセスできることをご確認ください。