VVAULT® ナレッジベース・ベーシック

バージョン9.5.10以前でVVAULTの「アクセスベースの列挙」を有効にしている環境より、バージョン9.5.14以降にアップデートする場合の注意点

提供: ナレッジベース | VVAULT® CUSTOMERS SQUARE

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<h2>対象バージョン</h2>
<h2>対象バージョン</h2>
9.5.0~9.5.10
9.5.0~9.5.10
<h2>詳細</h2>
<h2>詳細</h2>
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バージョン9.5.14で仮想ドライブドライバーのデフォルト値をCBFS Connect2020からCBFS Connect2017に変更しました。<br />
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バージョン9.5.14~9.5.16では、仮想ドライブドライバーのデフォルト値を「最新を利用(v2020)」から「旧来を利用(v2017)」としています。<br />
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この変更に伴い、バージョン9.5.0から9.5.10まででドライブ設定のアクセスベースの列挙を有効にしている場合、アップデートを行うことができなくなりました。<br />
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これに伴い、バージョン9.5.0~9.5.10まででVVAULTのアクセスベースの列挙機能(ABE)を有効にしている場合、9.5.14~9.5.16のインストーラーではアップデートできません(※)。<br />
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なお、9.5.17からは仮想ドライブドライバーのデフォルト値を「最新を利用(v2020)」としているため、対象バージョンでVVAULTのABE機能を有効にしている場合でも9.5.17以降へのアップデートは可能です。<br />
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<h2>対応方法</h2>
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※仮想ドライブのドライバーで「旧来を利用(v2017)」の設定をご利用頂いている環境においてVVAULTのアクセスベースの列挙機能(ABE)を有効にすると、特定のアプリケーションでファイルが開けない不具合があるため、「旧来を利用(v2017)」環境下でのVVAULTのABE機能は使用不可としています。<br />
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上記対象バージョンをご使用中の場合、最新バージョンにアップデートする際はVVAULTの「アクセスベースの列挙」機能(ABE)を無効にしてください。<br /><br />
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なお、この問題は「最新を利用(v2020)」環境下では解消されていることを確認済ですが、VVAULTのABE機能の利用は引き続き非推奨とします。<br />
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不具合の詳細および、Windows標準のABE機能への切り替え方法は以下のページを参照ください。<br />
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https://vvault.jp/knowledge/0_677.html
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【手順】
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<h2>対応方法</h2>
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:マスタドライブ設定画面にて「⑱アクセスベースの列挙」を無効にして適用します<br />https://vvault.jp/web-manual/vvault-9/7-2.html<br /><br />
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上記対象バージョンをご使用中の場合、バージョン9.5.14~9.5.16にアップデートする際はVVAULTの「アクセスベースの列挙」機能(ABE)を無効にしてください。<br />
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VVAULTのABE機能を有効のままアップデートする場合は、バージョン9.5.17以降にアップデートしてください。<br />
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:※「アクセスベースの列挙」をご利用になりたい場合は、Windows標準のABE機能に切り替えてください。
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::対応方法は以下のページを参照ください。
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::'''VVAULTの「アクセスベースの列挙」機能(ABE)を有効にすると、特定のアプリケーションでファイルが開けない場合がある'''<br />https://vvault.jp/knowledge/0_677.html
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<h2>検索用キーワード</h2>
<h2>検索用キーワード</h2>
問題 ABE アクセスベースの列挙 アップデート 9.5.0 9.5.1 9.5.2 9.5.3 9.5.4 9.5.5 9.5.6 9.5.7 9.5.8 9.5.9 9.5.10
問題 ABE アクセスベースの列挙 アップデート 9.5.0 9.5.1 9.5.2 9.5.3 9.5.4 9.5.5 9.5.6 9.5.7 9.5.8 9.5.9 9.5.10

2023年9月6日 (水) 08:51 時点における最新版


対象バージョン

9.5.0~9.5.10

詳細

バージョン9.5.14~9.5.16では、仮想ドライブドライバーのデフォルト値を「最新を利用(v2020)」から「旧来を利用(v2017)」としています。
これに伴い、バージョン9.5.0~9.5.10まででVVAULTのアクセスベースの列挙機能(ABE)を有効にしている場合、9.5.14~9.5.16のインストーラーではアップデートできません(※)。
なお、9.5.17からは仮想ドライブドライバーのデフォルト値を「最新を利用(v2020)」としているため、対象バージョンでVVAULTのABE機能を有効にしている場合でも9.5.17以降へのアップデートは可能です。

※仮想ドライブのドライバーで「旧来を利用(v2017)」の設定をご利用頂いている環境においてVVAULTのアクセスベースの列挙機能(ABE)を有効にすると、特定のアプリケーションでファイルが開けない不具合があるため、「旧来を利用(v2017)」環境下でのVVAULTのABE機能は使用不可としています。
なお、この問題は「最新を利用(v2020)」環境下では解消されていることを確認済ですが、VVAULTのABE機能の利用は引き続き非推奨とします。
不具合の詳細および、Windows標準のABE機能への切り替え方法は以下のページを参照ください。
https://vvault.jp/knowledge/0_677.html

対応方法

上記対象バージョンをご使用中の場合、バージョン9.5.14~9.5.16にアップデートする際はVVAULTの「アクセスベースの列挙」機能(ABE)を無効にしてください。
VVAULTのABE機能を有効のままアップデートする場合は、バージョン9.5.17以降にアップデートしてください。

検索用キーワード

問題 ABE アクセスベースの列挙 アップデート 9.5.0 9.5.1 9.5.2 9.5.3 9.5.4 9.5.5 9.5.6 9.5.7 9.5.8 9.5.9 9.5.10