【CLOSED】VVAULT 7.3.0以降で構成ストレージにNFSを利用する場合の注意点
提供: ナレッジベース | VVAULT® CUSTOMERS SQUARE
対象バージョン
VVAULT 7.3.0、7.4.0、7.5.0、7.6.x、7.7.0、7.8.x
詳細
構成ストレージにNFSを利用している場合にVVAULTシステム内で不整合状態になる可能性があるため、対応方法にある設定の適用を必ず行ってください。
原因
VVAULT 7.3.0以降にて使用している、構成ストレージ上の絶対パスが260文字を超えるようなファイル・フォルダを扱うのに必要なモジュールに、WindowsのNFSクライアントが対応していないため。
対応方法
構成ストレージへのアクセスが、VVAULT 7.2.2以前と同じ動作(前述のモジュールを使用しないで旧来のモジュールを使用)となるように設定を変更する必要があります。
VVAULT 7.3.0へのアップデート後、速やかにVVAULTのインストール先フォルダに存在する以下の設定ファイルを修正し、修正後、VVAULTのサービスの再起動をしてください。
- VVAULTVirtualDriveService.config(インスタンス1を利用している場合)
- VVAULTBackupService.config(インスタンス1のバックアップ機能を利用している場合)
- VVAULTDRService.config(インスタンス2を利用している場合)
- VVAULTDRBackupService.config(インスタンス2のバックアップ機能を利用している場合)
各ファイル内の以下の項目を変更してください。
- 【変更前】<WIDE_CHARACTER_MODE>true</WIDE_CHARACTER_MODE>
- ↓
- 【変更後】<WIDE_CHARACTER_MODE>false</WIDE_CHARACTER_MODE>
注意点
VVAULTのアップデートを行うと、設定ファイルへの変更はリセットされます。アップデート実施の度に、前述の設定変更作業を実施してください。
検索用キーワード
構成ストレージ NFS 7.3.0 7.4.0 7.5.0 7.6.0 7.6.1 7.6.2 7.7.0 7.8.0