VVAULT® ナレッジベース・ベーシック

フォルダー内のファイル・フォルダーが表示されない、またファイルやフォルダーを作成するとすでに存在する旨のエラーが表示される

提供: ナレッジベース | VVAULT® CUSTOMERS SQUARE


対象バージョン

VVAULT 9.2.0~9.5.1

概要

フォルダー内のファイル・フォルダーが表示されない ファイルやフォルダーを作成すると、すでに存在する旨のエラーが表示される

原因

VVAULT 9.2.0 で行われた下記仕様変更にて含まれた不具合です。

  • 分散ドライブに指定した割当フォルダーをマスタドライブ内にジャンクションとして表示し、マスタドライブ経由でのアクセスを可能にしました


フォルダー内に以下のものが存在する場合。この問題が発生します。

  • リパースポイント属性がついているが、分散ドライブの割当フォルダーではない


OneDriveのデータを、robocopyコマンドなどで属性を引き継いだまま仮想ドライブへコピーすると、この事象が再現することが確認されています。

詳細

VVAULT 9.2.0 で行われた仕様変更を実現するにあたり、リパースポイント属性が利用されています。 そのため仮想ドライブ上にリパースポイント属性がついたフォルダーがあると、 「分散ドライブに指定した割当フォルダー」として扱われますが、実際には指定されたフォルダーでない場合、 内部エラーが発生し、フォルダー内のデータが一部表示されないという問題が生じます。

なおこの不具合は、フォルダー内の一覧取得時のエラーとなり、ファイルやフォルダーの実体が消えているわけではありません。 そのため同名のコンテンツを作成しようとすると、すでに存在する旨のエラーがでます。

対応方法

VVAULT 9.5.2 にて本不具合を修正しています。 最新バージョンへアップデートいただければ、非表示となったファイルやフォルダーは再表示されます。

検索用キーワード

問題 フォルダー ファイル 表示 OneDrive 9.2.0 9.3.0 9.3.1 9.4.0 9.4.1 9.4.2 9.5.0 9.5.1