13 警告・障害の解決方法
13-3 インデックスの再作成
本製品は予期しないシャットダウンなどでプロセスが異常終了した際、稀にログデータのインデックスが破損する場合があります。下記を参考にインデックスの再作成を実施してください。
インデックスの削除について
本製品は、インデックスの破損を検知すると自動で削除を行います。なお、削除中はVAビューアーにログインできません。
削除が完了すると、ログデータの登録が自動的に再開します。
インデックスの作成について
サーバーへの負荷を避け、任意のタイミングで手動実行してください。作成が完了すると、ログデータの検索も可能となり、正常な状態に戻ります。
インデックスの種類について
これまでPGroongaという全文検索拡張機能を使用していましたが、PGroonga用インデックスの破損が散見されるため、今後は別の全文検索拡張機能であるpg_bigm用のインデックスに変更してください。
手順解説
① VAビューアーにログインします。
ご注意
エラーメッセージが表示され、ログインできない場合は、インデックス削除中または削除に失敗した可能性があります。エラーメッセージの内容に応じて各種対応を行ってください。
② インデックスの種類を変更するため、「システム設定」ボタンをクリックして表示されるシステム設定画面から「高度な設定」ボタンをクリックして高度な設定画面を表示してください。
③ 「編集ロック解除」ボタンをクリックし、高度な設定画面で編集を可能にした後、インデックスの種類でpg_bigmを選択し、「決定」ボタンをクリックしてください。なお、すでにpg_bigmが選択されていた場合は、「キャンセル」ボタンをクリックし、⑤へ進んでください。
ここで、インデックスの削除が行われるため、一度ログアウトされます。インデックスの削除中はログインができませんので、しばらくお待ちください。
④ 再度VAビューアーにログインします。
⑤ 画面上にインデックスが破損している旨のメッセージが表示されていれば「インデックス作成」ボタンをクリックしてください。
⑥ データ管理画面に移動するので、「全てのインデックスを作成」ボタンまたはデータテーブル個別の「インデックス作成」ボタンをクリックしてください。
ご注意
インデックスの作成は、データテーブルのサイズに応じて時間がかかります。ローエンドのファイルサーバーでは運用時間帯を避けて実行してください。
※最新期間のデータテーブルのみ、インデックス作成中はログデータの登録処理が停止します。
⑦ データテーブルのステータスが"インデックス作成中"に変わります。
⑧ すべてのデータテーブルのステータスが"検索可能"となればエラーメッセージは解除され、正常な状態に戻ります。