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CIFS/SMB接続の使用感を実現する「VVAULTクラウドストア」

災害や社内サーバーの故障などの不測の事態に備えたBCP(Business Continuity Plan:業務継続計画)への対応が多くの企業で必須となりつつある昨今、その解決策としてクラウドストレージサービスの利用が注目されています。耐障害性に優れた低価格なクラウドストレージは、バックアップファイルの保管場所として高い利便性がある一方、転送速度が遅い為、CIFS/SMB接続の通常のファイルサーバーの代替として使用する事に適しているとは言えません。そこでVVAULTでは独自技術の「VVAULTクラウドストア」を開発し、ファイルをキャッシュ及び分割してクラウド・ストレージに保存する方式を採用しています。「VVAULTクラウドストア」は保存または更新されたファイルを分割・リネームし、キャッシュ用のストレージに保存した後、それら分割された各バイナリを順次バックグラウンドでクラウドサービスへ転送することで、通常のストレージと同等の使用感を維持したクラウド運用を実現しています。

VVAULTが提案するクラウドBCP

従来のBCPシステムでは、2台の同一ストレージ装置をユーザーの別拠点に設置してデータレプリケーションを行うことが主流でしたが、この方式だと障害発生リスクに対して初期投資が非常に大きくなるため、中堅・中小企業にはなかなか受入れられませんでした。これに対してクラウドとVVAULTを活用したBCPシステムでは、スタンバイサーバーをクラウドのVMやVPCで構成することで、平常時は最小リソースで安価なクラウドストレージへデータレプリケーションを行い、メインサーバーの障害発生時にのみリソースを増強して本番運用するという、初期費用と運用コストを安価に抑えたクラウドBCPの提案が可能となっています。また、VVAULTのHA機能を活用すれば、オンプレミス側のストレージを廃止する完全クラウド型への移行や、複数のクラウドサービス間でHAを構成し、単一ベンダーへの依存リスクを回避する「クラウドクラスター」への展開も可能となります。

LEVEL-1 レプリケーション/HA構成

LEVEL-2 クラウド運用

LEVEL-3 クラウドクラスター

接続対応クラウドストレージ

  • Amazon Simple Storage Service(Amazon S3)(アマゾンデータサービスジャパン株式会社)
  • Google Cloud Storage(Google Inc.)
  • Wasabi オブジェクトストレージ(Wasabi Technologies Inc.)
  • ※ マスタドライブ用の構成ストレージとしてご利用の場合、Professionalライセンスでは1TBまでに容量が制限されます。
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