ダウンタイムゼロでバックアップ/リカバリを可能にする「VLT」
VLT(VVAULT Live Technology)は、仮想ドライブサービスを稼働させた状態でのデータバックアップとリカバリを可能にする新技術です。仮想ドライブを常時監視し、更新のあったファイルを擬似リアルタイムでバックアップ用ストレージに複製する為、RPO(Recovery Point Objective:目標復旧地点)/RTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)の非常に短いバックアップが可能です。また、データの復元に関しても、破損したファイルをバックアップストレージから瞬時に復元するライブリカバリ、ストレージ単位でデータを復元するストレージリカバリ、仮想ドライブシステムを復元するシステムリカバリの3種類の復元方法をサポートし、全てダウンタイムゼロで実行可能にしています。
ライブバックアップ
仮想ストレージでのファイル更新の監視からバックアップキューへの登録、対象ファイルの自動複製までをバックグラウンドで自動実行し、ダウンタイムの無い擬似リアルタイムでのバックアップを実現します。(時間帯を指定して実行することも可能)
ライブリカバリ
ファイルにアクセスした際、該当ファイルが破損していた場合はバックアップドライブに保存されているデータから自動的に復元して使用可能な状態にします。
※ ファイルサイズが大きい場合は非同期の復元となり、処理が完了するまでは閲覧のみ可能な状態となります。
※ 該当ファイルのバックアップが最新でない場合は、保留ファイルとなります。
ストレージリカバリ
破損などにより使用不可能となった構成ストレージを「強制取り外し」することで、そのストレージに保存されていた全てのファイルをバックアップから復元します。
システムリカバリ
サーバーの破損などによりVVAULTが使用出来なくなった場合は、バックアップからVVAULTシステム全体の再構築を行うことができます。
※ OSなどVVAULT以外のデータは含みませんのでご注意ください。