17 バックアップの設定
17-2 各部の名称と役割
バックアップ設定画面
名称と役割 |
① バックアップ[ON/OFF]ボタンバックアップ機能を稼働/停止します。 |
②[バックアップ不整合修復]ボタンマスタドライブとバックアップのデータを検証し、不整合がある場合は再度バックアップします。 |
③[適用]ボタン入力されている設定値を保存します。 |
④[元に戻す]ボタン設定値を最後に保存された状態へ戻します。 |
バックアップ設定 |
⑤ 実行スケジュールバックアップの実行スケジュールを指定する項目です。指定した時間帯のみバックアップを実行します。 |
⑥[設定]ボタン実行スケジュール設定ウィンドウを開きます。 |
⑦ タイムマシーン機能バックアップでタイムマシーン機能の使用を選択する項目です。機能の詳細については「20-1 タイムマシーンとは」をご覧ください。 |
⑧ バックアップ除外チェックボックス作成日時の更新ファイルの作成日時が更新された場合にプロパティ情報をバックアップするかを選択する項目です。 更新日時の更新ファイルの更新日時が更新された場合にプロパティ情報をバックアップするかを選択する項目です。 アクセス日時の更新ファイルのアクセス日時が更新された場合にプロパティ情報をバックアップするかを選択する項目です。 ChangeTimeの更新ファイルのChangeTimeが更新された場合にプロパティ情報をバックアップするかを選択する項目です。 アーカイブビットの更新ファイルのアーカイブビットが更新された場合にプロパティ情報をバックアップするかを選択する項目です。 ※更新日時やアクセス日時は、マスタドライブを操作しているクライアントによって頻繁に更新される場合があります。これらの項目をバックアップしないことによって、バックアップ処理の軽減と、タイムマシーンでのファイルバージョンの増加を抑制することができますが、日付情報を含めて完全に同期されたバックアップデータが必要な場合は、全てのチェックを外してください。 |
使用状況 |
⑨ 使用状況構成ストレージに保存されているデータの使用量が数値とグラフで表示されます。 ※クラウドストレージを利用している場合、クラウドサービスに保存されている実使用量を集計した値が()に表示されます。 ※バックアップの使用量は「緑色」、タイムマシーンの使用量は「黄色」、バッファサイズは「灰色」、それ以外の使用量は「紫色」で表示されます。 |
⑩ バックアップ使用量の推移指定月のバックアップ使用量の推移がグラフで表示されます。 |
実行スケジュール設定(曜日毎)ウィンドウ
名称と役割 |
①[実行]チェックボックス実行する場合はチェックを入れてください。 |
② 実行時間帯実行時間を指定する項目です。 |
③[決定]ボタン入力されている設定値を保存します。 |
④[キャンセル]ボタンウィンドウを閉じます。 |
※実行する時間帯は一日につき2パターンまで設定が可能です。
バックアップ用構成ストレージ一覧
名称と役割 |
① ストレージ階層現在表示しているティア(階層)の名称が表示されます。本製品では「最速」「高速」「中速」「低速」の4種類のティアを用意しています。 |
②[ストレージ追加]ボタン構成ストレージの追加ウィンドウを表示します。 |
③[ストレージ取り外し]ボタン取り外す構成ストレージを選択するウィンドウを表示します。 |
④ ストレージレコード登録されている構成ストレージの一覧が表示されます。 |
バックアップ用構成ストレージ設定画面
名称と役割 |
① 構成ストレージ名現在表示している構成ストレージの名称が表示されます。ストレージの登録時に任意の名称を使用することができます。 |
②[取り外す]ボタン構成ストレージの取り外し処理を実行します。 |
③[強制取り外し]ボタン構成ストレージの強制的な取り外し処理を実行します。 |
④[接続テスト]ボタン保存されている設定値で構成ストレージへの接続テストを実行します。クラウドストレージの場合、クラウドサービスとキャッシュストレージの両方に接続テストを行います。 |
⑤[適用]ボタン入力されている設定値を保存します。 |
⑥[元に戻す]ボタン設定値を最後に保存された状態へ戻します。 |
ストレージ設定 |
⑦ ストレージ階層ストレージを登録するティアを選択する項目です。 |
⑧ ストレージ名(入力必須)任意のラベル名を入力する項目です。本製品内で一意である必要があります。 |
⑨ 接続先ストレージ追加時に指定したストレージの種類を表示します。ボタンを押すと各種設定ウィンドウを表示します。 |
データ移行設定 |
⑩ 取り外しオプション[移動先選択]ストレージを取り外した際に、データの移動先となるストレージを選択できます。 [処理済みコンテンツ]取り外し処理済みコンテンツの扱いを設定する項目です。 ※ローカルストレージ、ネットワークストレージのみ ・残す移動先にデータをコピーし、元データはそのまま残します。 ・削除する移動先にデータを移動し、元データを削除します。 |
使用状況 |
⑪ 使用状況構成ストレージに保存されているデータの使用量が数値とグラフで表示されます。 ※バックアップ使用量は「緑色」、タイムマシーン使用量は「黄色」、その他使用量は「紫色」で表示されます。 |
⑫ データ転送量の推移指定月のクラウドサービス転送量の推移がグラフで表示されます。 ※クラウドストレージのみ |
⑬ キャッシュ使用量の推移指定月のキャッシュ使用量の推移がグラフで表示されます。 ※クラウドストレージのみ |
⑭ ストレージ使用量の推移指定月のストレージ使用量の推移がグラフで表示されます。 |
⑮ コメント任意のコメントを入力する項目です。 |
バックアップ用構成ストレージ接続設定ウィンドウ(ローカルストレージ)
名称と役割 |
① 管理対象パス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、登録するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例)E:\ 管理対象パス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所は管理対象パスとして指定できません。 |
② 容量制限ストレージ内に保存するデータ量を制限する項目です。有効にした場合、制限値をギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
バックアップ用構成ストレージ設定ウィンドウ(ネットワークストレージ)
名称と役割 |
① 管理対象パス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、登録するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例)¥¥任意のサーバー名¥共有フォルダー名 管理対象パス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所は管理対象パスとして指定できません。 |
②[ユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックスネットワークストレージや共有フォルダー等で、接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。 |
③ ユーザー名(③チェック時は入力必須)接続認証に使用するユーザー名を入力する項目です。先頭に、接続先のサーバー名、又はIPアドレスを入力してください。 例)接続先のサーバー名¥ |
④ パスワード接続認証に使用するパスワードを入力する項目です。 |
⑤[表示]チェックボックスパスワード欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ 容量制限(入力必須)クラウドサービス内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値はギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
バックアップ用構成ストレージ設定ウィンドウ(クラウドストレージ)
Amazon S3
名称と役割 |
① 接続プロトコルクラウドストレージへの接続プロトコルを選択する項目です。 |
② エンドポイント(入力必須)使用するエンドポイントのURLを入力する項目です。詳細につきましては、以下を参考にしてください。 Amazon S3http://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/rande.html#s3_region/ |
③ アクセスキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのアクセスキーを入力する項目です。 |
④ シークレットキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのシークレットキーを入力する項目です。 |
⑤ [表示]チェックボックスシークレットキー欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ バケット名(入力必須)バケット名を入力してください。 ※入力したバケットが存在しない場合、自動生成することができます。 |
⑦ ストレージタイプストレージタイプを選択する項目です。 |
⑧ サーバサイド暗号化データ暗号化の有無を選択する項目です。 |
⑨ 容量制限(入力必須)クラウドサービス内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値はギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
バックアップ用構成ストレージ設定ウィンドウ(クラウドストレージ)
Google Cloud Storage/Wasabi オブジェクトストレージ
名称と役割 |
① 接続プロトコルクラウドストレージへの接続プロトコルを選択する項目です。 |
② エンドポイント(入力必須)使用するエンドポイントのURLを入力する項目です。詳細につきましては、以下を参考にしてください。 Google Cloud Storagehttps://cloud.google.com/storage/docs/reference-uris ※未作成のバケットは、ストレージタイプ:Standard、USリージョンで作成されます。 ストレージタイプ:Standard、USリージョン以外でのご利用したい場合は、Google管理コンソールで作成のうえ、VVAULTの構成ストレージに追加してください。尚、ストレージタイプ:Nearlineを構成ストレージに追加することは出来ますが、一部機能が正常に動作いたしません。 Wasabi オブジェクトストレージ |
③ アクセスキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのアクセスキーを入力する項目です。 |
④ シークレットキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのシークレットキーを入力する項目です。 |
⑤ [表示]チェックボックスシークレットキー欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ バケット名(入力必須)バケット名を入力してください。 ※入力したバケットが存在しない場合、自動生成することができます。 |
⑦ 容量制限(入力必須)クラウドサービス内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値はギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
キャッシュストレージ設定ウィンドウ
名称と役割 |
① ストレージの種類ローカルストレージ、ネットワークストレージのどちらかを選択してください。 |
② キャッシュパス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、キャッシュストレージに使用するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例1)E:¥……ローカルストレージの場合 例2)¥¥任意のサーバー名¥共有フォルダー名……ネットワークストレージの場合 キャッシュパス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所はキャッシュパスとして指定できません。 |
③ [ユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックスネットワークストレージや共有フォルダー等で、接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。 |
④ ユーザー名(③チェック時は入力必須)接続認証に使用するユーザー名を入力する項目です。先頭に、接続先のサーバー名、又はIPアドレスを入力してください。 例)接続先のサーバー名¥ユーザー名 |
⑤ パスワード接続認証に使用するパスワードを入力する項目です。 |
⑥[表示]チェックボックスパスワード欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑦ 容量制限ストレージ内に保存するデータ量を制御する項目です。有効にした場合、制限値をギガバイトまたはテラバイト単位のどちらかで指定することが可能です。 |