20 タイムマシーンの設定

20-1 タイムマシーンとは

タイムマシーンとは、ライブバックアップ時に変更されたファイルを時系列で保存していくCDP(Continuous Data Protection)機能です。これにより過去のあらゆる時点のバックアップデータをマスタドライブ上へ復元することが可能になります。尚、タイムマシーン機能を有効にすると、構成ストレージには過去のバックアップデータが保存されるようになるため、充分な空き領域が必要となります。

「ver. 4.0.0」より前のバージョンからのアップデートにて本機能を利用する際には、ライセンスを再アクティベーションしてください。


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保存期間によるデータの削除について

設定されている「タイムマシーン保存期間」を超過したタイムマシーンのデータは自動的に削除されます。この「タイムマシーン保存期間」の長さによって、遡れるデータ量と構成ストレージに保存されるデータ量が増減します。お使いの構成ストレージの容量に合わせて、適切な「タイムマシーン保存期間」を設定してください。

※タイムマシーン保存期間の「1日」は当日を含みます。(1週間分のデータを残したい場合は、8日を設定してください)

※保存期間超過の際の削除処理は、安全のためVVAULTサービスを開始してから6時間後に実行されます。

※バックアップ機能を停止することで、保存期間超過の際の削除処理を停止することができます。

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タイムマシーンビューアーでの注意事項

タイムマシーンビューアーは、表示日時を指定することで任意の過去データを表示できますが、
保存期間よりも過去の日時を指定した場合、正確な過去データは表示されません。