18 レプリケーション環境の構築
18-3 レプリカモードの起動(スタンバイサーバー)
サーバー証明書のインストール方法
レプリケーションサービスの起動には、サーバー証明書のインストールが必要になります。
なお、サーバー証明書のインストール方法はご使用の環境によって異なりますので、以下より適切な登録の手順をご覧ください。
- ・ インターネットに接続可能なコンピューターでご利用の場合……「オンラインでのインストール」
- ・ インターネットに接続できないコンピューターでご利用の場合……「オフラインでのインストール」
オンラインでのインストール
① 「サーバー証明書」タブをクリックし「サーバー証明書インストール」ボタンをクリックします。
ワンポイント
カスタマーズ・スクエアへの接続に任意のプロキシサーバーを経由させたい場合は、「プロキシサーバー設定」を参考に設定を行なってください。
② 「オンラインでのインストール」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
③ カスタマーズ・スクエア(https://vvault.jp/customers/)のログインID・パスワードを入力し、「ログイン」をクリックします。
ワンポイント
カスタマーズ・スクエアのアカウントをお持ちでない場合は、「ユーザ登録申請」より、アカウントを作成してください。パスワードをお忘れの場合は、「パスワード再発行申請」より、パスワードを再発行してください。
④ インストールするサーバー証明書の情報を入力し、「決定」ボタンをクリックします。
⑤ 正常に完了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。「閉じる」ボタンをクリックすると、サーバー証明書の情報が設定画面に反映されます。
オフラインでのインストール
インターネットに接続できない環境では、カスタマーズ ・スクエアにアクセスしてサーバー証明書をインストールすることができません。
そのため、テクニカルサポートに依頼してサーバー証明書を入手する必要があります。
以下の手順に従ってインストールしてください。
① カスタマーズ ・スクエアのテクニカルサポートより、サーバー証明書の発行に必要な情報を入力のうえ、ご依頼ください。
サーバー証明書が出来上がりましたら、専用のダウンロードURLをメールでお知らせ致します。
ワンポイント
サーバー証明書の発行には下記の情報が必要になります。
- ・ コモンネーム(CN):{ホスト名またはIPアドレス}
※スタンバイサーバーのホスト名またはIPアドレスを記載してください。
ホスト名または IP アドレスが異なる場合、メインサーバーと接続できません。 - ・ 組織名(O):{半角英数記号}
- ・ 部門名(OU):{半角英数記号}
- ・ 市町村名(L):{半角英数記号}
- ・ 都道府県名(S):{半角英数記号}
② ①で入手したサーバー証明書をVVAULTのサーバーにコピーします。
③ 管理コンソールの「サーバー証明書」タブをクリックし「サーバー証明書インストール」ボタンをクリックします。
④ 「オフラインでのインストール」を選択し、「次へ」ボタンをクリックします。
⑤ 「ファイルの選択」 ボタンをクリックし、②でコピーしたサーバー証明書(VVAULTServerCert2018BASE64.xml)を選択します。
⑥ 「決定」ボタンをクリックします。
⑦ 確認のメッセージが表示されますので、「OK」ボタンをクリックします。
⑧ 正常に完了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。 「閉じる」ボタンをクリックすると、サーバー証明書の情報が設定画面に反映されます
レプリケーションサービスの起動
事前にサーバー証明書が設定されている必要があります。設定されていない場合は「18-3 サーバー証明書のインストール」をご覧ください。
①「設定」タブをクリックし、「18-2 各部の名称と役割」の「レプリカモード:設定画面」を参考に必要事項を入力し、「適用」ボタンをクリックします。
ワンポイント
カスタマーズ・スクエアへの接続に任意のプロキシサーバーを経由させたい場合は、「プロキシサーバー設定」を参考に設定を行なってください。
待受設定で指定したポートをファイアウォールでブロックしている場合は開放させてください。
② ツールバーに配置されている「ストレージ追加」ボタンをクリックします。
③ 必要な情報を入力し、「決定」ボタンをクリックします。(詳細については、「18-2 各部の名称と役割」をご覧ください)
④ 対象のティアにストレージが追加されます。
⑤ ツールバーに配置されているレプリケーションサービス「ON/OFF」ボタンをクリックし、「ON」状態にします。
ワンポイント
ボタンに表示されている文言は、現在の状態を表しています。
システムポリシー設定でタイムマシーン機能の使用が「有効」で、且つバックアップが「ON」でないとタイムマシーンのアーカイブは保存されません。