23 構成ストレージの設定
23-2 ライブマイグレーションによるデータの移行手順
既存データの取り込み
構成ストレージとして追加する際、マスタドライブ用の管理フォルダーが自動生成されますが、既にストレージに保存されていたデータはそのままではマスタドライブで扱うことはできません。マスタドライブでそれらの既存データを扱うには、ストレージ設定画面から既存データを「取り込む」必要があります。以下の手順に従って、既存データをマスタドライブへ取り込んでください。
尚、この機能はマスタドライブの構成ストレージにのみ対応しています。
手順解説
① 既存データが保存されているストレージの設定画面へ移動し、「取り込み」ボタンをクリックします。
ワンポイント
データ移行中はファイルサーバーの応答性能が下がるため、ユーザー利用の少ない時間帯での移行を推奨します。
② 対象ストレージのアイコンが実行中のものへ切り替わります。
③ 処理が正常に完了した場合は、マスタドライブのルート直下に対象のストレージ名のフォルダーが生成され、その中に既存データが移動されています。
ワンポイント
レポートメールを送信する設定の環境では、取り込み処理の完了時に結果をメールで通知します。レポートメールについての詳細は「10-1 レポートメールとは」をご覧ください。
取り込みに失敗する場合
取り込みに失敗した場合は、「27-2 警告・障害の種類と解決方法」を参考に、エラーとなったコンテンツの問題(読み取り専用になっている等)の解決してください。解決後、再度実行してください。