23 VVAULT FileRescueでのデータ復元

23-2 各部の名称と役割

ログイン画面

vfr-login.png

名称と役割

① 製品バージョン

本アプリケーションのバージョン番号が表示されます。

②[接続設定]ボタン

接続先および接続に使用するプロキシサーバーを設定する接続設定ウィンドウを表示します。

③ 接続先

接続先を一覧から選択してください。一覧項目は接続設定ウィンドウにて登録します。

④ ユーザー名

接続先のコンピューターで有効な管理者権限を持つユーザーを入力してください。

⑤ パスワード

上記ユーザーのパスワードを入力してください。

⑥[ログイン]ボタン

選択した接続先へ、ユーザー名とパスワードを使用してログインします。接続先のコンピューターがドメインコントローラーの場合はドメイン認証、ワークグループおよびドメインメンバーの場合はローカル認証になります。

接続設定ウィンドウ

vfr-conn-settings.png

名称と役割

① 接続先

設定している接続先が表示されます。

② 表示名

設定している接続先の表示名が表示されます。

③[接続先編集]ボタン

接続先編集ウィンドウを開きます。

④[接続先削除]ボタン

接続先を削除します。

⑤[接続先追加]ボタン

接続先追加ウィンドウを開きます。

⑥[プロキシサーバー設定]ボタン

プロキシサーバー設定ウィンドウを開きます。

⑦[閉じる]ボタン

接続設定ウィンドウを閉じます。

接続先追加/編集ウィンドウ

vfr-endpoint.png

名称と役割

① 接続先

VVAULTでレプリケーションサービスがONになっているペアリングURLの「サーバー名(またはIPアドレス):ポート番号」を入力してください。

② 表示名

接続先を識別しやすくするための任意入力項目です。

③[保存]ボタン

設定内容を保存してウィンドウを閉じます。

④[キャンセル]ボタン

設定内容を保存せずにウィンドウを閉じます。

プロキシサーバー設定ウィンドウ

vfr-proxy-settings.png

名称と役割

①[プロキシサーバーを使用する]チェックボックス

プロキシサーバーを使用する場合はチェックを入れてください。

②[プロキシサーバー設定]オプション

OSの設定に従うか、個別に設定するかを選択してください。

③ 接続先

経由するプロキシサーバーの「サーバー名(またはIPアドレス):ポート番号」を入力してください。

④[接続にユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックス

プロキシサーバーへの接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。

⑤ ユーザー名

プロキシサーバーへの接続に使用するユーザー名を入力してください。

<入力例>

ドメイン環境の場合:username@domain

ワークグループ環境の場合:username

⑥ パスワード

プロキシサーバーへの接続に使用するパスワードを入力してください。

⑦[表示]チェックボックス

入力されているパスワードを可視化します。

⑧[保存]ボタン

設定内容を保存してウィンドウを閉じます。

⑨[キャンセル]ボタン

設定内容を保存せずにウィンドウを閉じます。

ブラウズ画面

vfr-browse.png

名称と役割

① 接続先

接続先が表示されます。

②[ルート]ボタン

ルート階層へ移動します。

③[前に戻る]ボタン

現在の階層から1階層上へ移動します。

④ 階層パス

ルートから現在表示している階層までのパスを表示します。クリックすると上位の階層へ移動するプルダウンメニューが表示されます。

⑤[一覧表示を更新/中断する]ボタン

コンテンツ一覧のデータをリフレッシュします。また、データの読み込みを中断することも可能です。

⑥[ダウンロード状況]ボタン

ダウンロード状況ウィンドウを開きます。

⑦[設定]ボタン

ダウンロード先を設定する設定ウィンドウを開きます。

⑧[ログアウト]ボタン

現在の接続先からログアウトし、ログイン画面に遷移します。なお、一覧データの読み込みやダウンロードなど、接続先への操作が10分間行われない場合は、自動的にログアウトされます。

⑨ コンテンツ一覧

現在の階層に再現日時の時点で保存されているコンテンツが一覧表示されます。一覧項目をダブルクリックするか、コンテキストメニューで「開く」を選択してください。フォルダーの場合はそのフォルダーに移動し、ファイルの場合はバージョン一覧ウィンドウを開きます。

⑩[再現日時]ボタン

ここに表示されている再現日時の時点で保存されているコンテンツが一覧表示されます。クリックすることで、日時指定カレンダーが開きます。

⑪ 簡易指定タイムスケール

現在日付から3時間毎のタイムスケールで簡易的に再現日時を設定できます。

⑫ ステータスバー

ダウンロード状況や、現在の階層に保存されているコンテンツ数、選択数が表示されます。

⑬[ダウンロード]ボタン

選択されているコンテンツをダウンロードします。目的のファイルが何らかの原因でダウンロードできない場合は選択できません。
アプリケーションを終了するかログアウトするとダウンロードは中断されますが、次回ログイン時に自動的に再開されます。

設定ウィンドウ

vfr-settings.png

名称と役割

① ダウンロード保存先

設定されているダウンロードファイルの保存先が表示されます。なお、デフォルトでは「デスクトップ」が指定されています。
ダウンロード時にブラウズ画面で設定されている再現日時(例:202411290910、年から分まで)のフォルダーが自動作成され、コンテンツはフォルダー階層含めて保存されます。バージョン一覧からのダウンロードは、対象コンテンツの階層パスに自動作成されるバージョンファイル用フォルダー(例:バージョンファイル_{バックアップ日時、年から秒まで})に保存されます。

②[参照]ボタン

ダウンロードファイルの保存先を別の場所に変更できます。

③[決定]ボタン

設定内容を保存してウィンドウを閉じます。

④[キャンセル]ボタン

設定内容を保存せずにウィンドウを閉じます。

日時指定カレンダー

vfr-calendar.png

名称と役割

①[月移動]ボタン

カレンダーに表示する月を移動します。

② 表示月

現在の月が表示されます。クリックすると年を移動できます。

③ 起点日

設定されている再現日が薄緑でハイライト表示されます。

④ 選択日

新たに選択した日付が濃青でハイライト表示されます。

⑤ 時間

再現する時間を入力してください。

⑥[現在日時]ボタン

再現日時を現在日時に変更します。

⑦[決定]ボタン

再現日時を選択日と時間で決定します。

バージョン一覧ウィンドウ

vfr-versions.png

名称と役割

① ファイル名

バージョン一覧を表示する対象のファイル名が表示されます。

② 階層パス

本ウィンドウの起点となったファイルの階層パスが表示されます。

③[一覧表示を更新/中断する]ボタン

バージョン一覧のデータをリフレッシュします。また、データの読み込みを中断することも可能です。

④ バージョン一覧

バージョン一覧を表示します。本ウィンドウの起点となったバージョンの行が「緑色」でハイライト表示されます。

⑤ ステータスバー

現在の階層に保存されているコンテンツ数や選択数が表示されます。

⑥[ダウンロード]ボタン

選択されているコンテンツをダウンロードします。

ダウンロード状況ウィンドウ

vfr-dl-status.png

名称と役割

① コンテンツ名/パス

処理対象の「コンテンツ名」「パス」が表示されます。

② プログレスバー

処理の進捗状況が視覚的に表示されます。

③ 進捗ステータス

処理の進捗状態「実行中/待機中/一時停止中」が表示されます。処理対象がフォルダーの場合はダウンロード中のファイル名が表示されます。また、「一時停止」、「再開」および「強制終了」操作が可能です。

④ 完了ステータス

処理が終了すると、完了日時が表示され、「ダウンロードフォルダーを開く」および「再実行」の操作が可能になります。
強制終了や処理が失敗した場合には、それぞれのメッセージとエラーコードが表示されます。
フォルダーの復元時に、内包されるファイルの復元が失敗した場合は、該当ファイルはスキップされます。
スキップされたファイルはログに記録され、処理完了時に表示される「エラーログ」から参照できます。
エラーの内容については、下記を参照してください。

⑤[すべて一時停止]ボタン

実行中または待機中の処理をすべて一時停止します。

⑥[すべて再開]ボタン

一時停止中の処理をすべて再開します。

⑦[すべて強制終了]ボタン

実行中、待機中および一時停止中の処理をすべて強制終了します。

⑧[履歴をクリア]ボタン

完了または強制終了済みの履歴を全て消去します。

ダウンロードに失敗するとエラーコードが表示されます。エラーの内容については下記を参照してください。

SE

セッションタイムアウト

FR0500

予期しないエラーが発生

FR0501

メタ情報がない、または強制取り外しされている

FRUsr0002

保存先が存在しない

FRUsr0003

保存先にアクセス権がない

FRUsr0004

保存中にアクセスが拒否された(別プロセスによるロックなど)

FRUsr0005

IOエラー(書込失敗、空き領域がないなど)