21 ライブリカバリの設定

21-1 ライブリカバリとは

ライブリカバリ機能は、マスタドライブからアクセスされたファイルの実体が破損していた場合等に、バックアップ、もしくはレプリケーションデータから瞬時に復元する機能です。機能についての概要は下図をご覧ください。


liveRec_aside.png

保留ファイルについて

保留ファイルとは、何らかの理由により復元を保留しているファイルのことです。主に、ライブリカバリでファイルの復元を試みた際、バックアップを保存している構成ストレージに何らかの理由でアクセスできなかった場合に発生します。

検出された保留ファイルは、保留ファイル一覧(詳細は「21-2 各部の名称と役割」の「保留ファイル一覧画面」を参照)として表示されますので、バックアップを保存している構成ストレージへ正常にアクセスできるようになった際に、この画面から再度復元処理を実行してください。

尚、バックアップファイル自体、もしくはバックアップを保存している構成ストレージが破損してしまった場合は復元できませんので、保留ファイル一覧画面から該当するレコードを削除してください。