6 構成ストレージの設定
6-2 各部の名称と役割
構成ストレージ一覧画面
名称と役割 |
① ストレージ階層現在表示しているティア(階層)の名称が表示されます。本製品では「最速」「高速」「中速」「低速」の4種類のティアを用意しています。 |
②[ストレージ追加]ボタン登録する構成ストレージを選択するダイアログを表示します。 |
③[ストレージ取り外し]ボタン取り外す構成ストレージを選択するダイアログを表示します。 |
④ ストレージレコード登録されている構成ストレージの一覧が表示されます。 |
構成ストレージ設定画面
名称と役割 |
① 構成ストレージ名現在表示している構成ストレージの名称が表示されます。ストレージの追加時に任意の名称を使用することができます。 |
②[取り込み]ボタン構成ストレージ内の既存データをマスタドライブへ移行する為の取り込み処理を実行します。機能についての詳細は「23-2 ライブマイグレーションによるデータの移行手順」をご覧ください。 ※このボタンは、バックアップ用、レプリカドライブ用の構成ストレージには表示されません。 |
③ [取り込み停止]ボタン構成ストレージの取り込み処理を一時停止しますが、取り込みストレージの透過状態は継続されます。 ※取り込み実行中に表示されます。 取り込みが一時停止すると、警告欄に[再開]/[強制終了]のボタンが表示されます。 [再開]…………取り込み処理を再開します。[強制終了]……取り込み処理を終了します。 |
④[取り外し]ボタン構成ストレージの取り外し処理を実行します。機能についての詳細は「6-4 構成ストレージの取り外し」をご覧ください。 |
⑤[取り外し中止]ボタン構成ストレージの取り外し処理を中止します。 ※取り外し実行中に表示されます。 取り外しを停止すると、警告欄に[×]アイコンが表示されます。 [×]アイコン …… 取り外し中止状態を解除し通常の状態へ戻ります。 |
⑥[強制取り外し]ボタン構成ストレージの強制的な取り外し処理を実行します。機能についての詳細は「6-5 構成ストレージの強制取り外し」をご覧ください。 |
⑦[接続テスト]ボタン保存されている設定値で構成ストレージへの接続テストを実行します。 |
⑧[適用]ボタン入力されている設定値を保存します。 |
⑨[元に戻す]ボタン設定値を最後に保存された状態へ戻します。 |
ストレージ設定 |
⑩ ストレージ階層ストレージを追加するティアを選択する項目です。詳しくは「6-1 ストレージの構成について」をご覧ください。 |
⑪ 構成ストレージ名(入力必須)任意のラベル名を入力する項目です。本製品内で一意である必要があります。 |
⑫ 接続先ストレージ接続先ストレージの種類を表示します。ボタンを押すと各種設定ウィンドウを表示します。 |
データ移行設定 |
⑬ 取り込みオプション[取り込み中に見つかった問題を無視する]チェックボックスデータ移行中に発生したエラー(ファイルにアクセスできないなど)を無視して強制的に処理を完了させる場合はチェックを入れてください。尚、以下のオプションからエラーを無視するレベルを選択できます。 「セキュリティ変換不可」のみデータ移行中に発生したエラーのうち「セキュリティ変換不可」となったもののみ無視します。 全てデータ移行中に発生したエラーを無視します。 ※取り込み不可能の場合は取り込まず処理を完了します。ただし、セキュリティ変換時のエラーは取り込み対象になります。 |
⑭ 取り外しオプション[移動先選択]ストレージを取り外した際に、データの移動先となるストレージを選択できます。 [処理済みコンテンツ]取り外し処理済みコンテンツの扱いを設定する項目です。 ※ローカルストレージ、ネットワークストレージのみ ・残す移動先にデータをコピーし、元データはそのまま残します。 ・削除する移動先にデータを移動し、元データを削除します。 ・退避する移動先にデータを移動し、元データを退避フォルダに移動します。退避フォルダは、管理対象パスと同階層に「VVAULT_Detach_yyyyMMddHHmmssfff」という名称で作成されます。 |
使用状況 |
⑮ 使用状況構成ストレージに保存されているデータの使用量が数値とグラフで表示されます。 ※VVAULTで管理しているデータ量は「青色」、それ以外のデータ量は「紫色」、バッファサイズは「灰色」で表示されます。 ※バッファサイズを確保できていない場合、バッファサイズ部分は「赤色」で表示されます。 |
⑯ データ転送量の推移指定月のクラウドサービス転送量の推移がグラフで表示されます。 ※クラウドストレージのみ |
⑰ キャッシュ使用量の推移指定月のキャッシュ使用量の推移がグラフで表示されます。 ※クラウドストレージのみ |
⑱ ストレージ使用量の推移指定月のストレージ使用量の推移がグラフで表示されます。 |
⑲ コメント任意のコメントを入力する項目です。 |
構成ストレージ接続設定ウィンドウ(ローカルストレージ)
名称と役割 |
① 管理対象パス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、登録するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例)E:¥ 管理対象パス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所は管理対象パスとして指定できません。 |
② 容量制限ストレージ内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値をギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
③ 空き容量警告空き容量の警告を通知する場合は有効にしてください。有効にした場合、閾値を1〜99の整数で指定することができます。 |
構成ストレージ接続設定ウィンドウ(ネットワークストレージ)
名称と役割 |
① 管理対象パス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、登録するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例)¥¥任意のサーバー名共有フォルダー名 管理対象パス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所は管理対象パスとして指定できません。 |
② [ユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックスネットワークストレージや共有フォルダー等で、接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。 |
③ ユーザー名(③チェック時は入力必須)接続認証に使用するユーザー名を入力する項目です。先頭に、接続先のサーバー名、又はIPアドレスを入力してください。 例)接続先のサーバー名¥ユーザー名 |
④ パスワード接続認証に使用するパスワードを入力する項目です。 |
⑤ [表示]チェックボックスパスワード欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ 容量制限ストレージ内に保存するデータ量を制限したい場合は有効にしてください。有効にした場合、制限値をギガバイトまたはテラバイト単位のどちらかで指定することが可能です。 |
⑦ 空き容量警告空き容量の警告を通知する場合は有効にしてください。有効にした場合、閾値を1〜99の整数で指定することができます。 |
構成ストレージ接続設定ウィンドウ(クラウドストレージ)
Amazon S3
名称と役割 |
① 接続プロトコルクラウドストレージへの接続プロトコルを選択する項目です。 |
② エンドポイント(入力必須)使用するエンドポイントのURLを入力する項目です。詳細につきましては、以下を参考にしてください。 Amazon S3http://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/rande.html#s3_region/ |
③ アクセスキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのアクセスキーを入力する項目です。 |
④ シークレットキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのシークレットキーを入力する項目です。 |
⑤ [表示]チェックボックスシークレットキー欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ バケット名(入力必須)バケット名を入力してください。 ※入力したバケットが存在しない場合、自動生成することができます。 |
⑦ ストレージタイプストレージタイプを選択する項目です。 |
⑧ サーバサイド暗号化データ暗号化の有無を選択する項目です。 |
⑨ 容量制限(入力必須)クラウドサービス内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値はギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
⑩ 空き容量警告空き容量の警告を通知する場合は有効にしてください。有効にした場合、閾値を1〜99の整数で指定することができます。 |
構成ストレージ接続設定ウィンドウ(クラウドストレージ)
Google Cloud Storage/Wasabi オブジェクトストレージ
名称と役割 |
① 接続プロトコルクラウドストレージへの接続プロトコルを選択する項目です。 |
② エンドポイント(入力必須)使用するエンドポイントのURLを入力する項目です。詳細につきましては、以下を参考にしてください。 Google Cloud Storagehttps://cloud.google.com/storage/docs/reference-uris ※未作成のバケットは、ストレージタイプ:Standard、USリージョンで作成されます。 ストレージタイプ:Standard、USリージョン以外でのご利用したい場合は、Google管理コンソールで作成のうえ、VVAULTの構成ストレージに追加してください。尚、ストレージタイプ:Nearlineを構成ストレージに追加することは出来ますが、一部機能が正常に動作いたしません。 Wasabi オブジェクトストレージ |
③ アクセスキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのアクセスキーを入力する項目です。 |
④ シークレットキー(入力必須)クラウドサービスへ接続するためのシークレットキーを入力する項目です。 |
⑤ [表示]チェックボックスシークレットキー欄に入力されている文字列を可視化します。 |
⑥ バケット名(入力必須)バケット名を入力してください。 ※入力したバケットが存在しない場合、自動生成することができます。 |
⑦ 容量制限(入力必須)クラウドサービス内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値はギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |
⑧ 空き容量警告空き容量を通知する場合は有効にしてください。有効にした場合、制限値を1以上99以下に設定できます。 |
キャッシュストレージ設定ウィンドウ(マスタドライブ用)
名称と役割 |
① ストレージの種類ローカルストレージ、ネットワークストレージのどちらかを選択してください。 |
② キャッシュパス(入力必須)本製品を使用するコンピューターから、キャッシュとして利用するストレージ、又はストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。 例1)E:¥……ローカルストレージの場合 例2)¥¥任意のサーバー名¥共有フォルダー名……ネットワークストレージの場合 キャッシュパス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、このフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所はキャッシュパスとして指定できません。 |
③[ユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックスネットワークストレージや共有フォルダー等で、接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。 |
④ ユーザー名(③チェック時は入力必須)接続認証に使用するユーザー名を入力する項目です。先頭に、接続先のサーバー名、又はIPアドレスを入力してください。 例)接続先のサーバー名¥ユーザー名 |
⑤ パスワード接続認証に使用するパスワードを入力する項目です。 |
⑥ 容量制限ストレージ内に保存するデータ量を制限する項目です。制限値をギガバイトまたはテラバイト単位で指定することが可能です。 |