22 データの復元

22-3 ストレージリカバリによる復元

ストレージリカバリとは、マスタドライブ用の構成ストレージが障害などで使用できなくなった際、そのストレージに保存されていたデータをバックアップから復元する機能です。ストレージリカバリは対象ストレージの 「強制取り外し」を行うことで実行され、復元処理が正常に完了した後に強制的に取り外されます。尚、バックアップから復元されるデータの保存先は、正常に稼動している構成ストレージの中で最も設定速度が高く空き容量のあるストレージとなります。

手順解説

① 対象のストレージ設定画面より「強制取り外し」を実行してください。

rec_storage_01.png

② 以下のメッセージが表示されるので「OK」ボタンをクリックします。

rec_storage_02.png

③ ストレージリカバリの処理が開始されます。復元処理が正常に完了すると、対象のストレージが強制的に取り外されます。

rec_storage_03.png

ワンポイント

ストレージリカバリ実行中に、何らかの原因でバックアップ用構成ストレージにアクセスできなくなった場合、復元中のコンテンツは「復元保留」状態となります。保留ファイルについての詳細は、「21-1 ライブリカバリとは」内の「保留ファイルについて」をご覧ください。