2 インストール

2-4 復元インストールの手順

復元インストールを行うことで、本製品をアンインストールする前の状態に戻すことができます。

※9.1.1バージョンから同一バージョンの制約はなくなり、最新のインストーラで復元インストールが可能になりました。
※PGBのバックアップDBから復元インストールする手順は、「PGB設定マニュアル」(https://vvault.jp/support/manual.html)を参照して下さい。
※PGBで差分バックアップを取得していたDBのバックアップを使用して復元インストールを実行した場合は、PGBでバックアップの再設定を行いその後フルバックアップを必ず実行して下さい。
※復元インストール後は以下の操作を再度行う必要があります。
・レポートメールの設定およびアクティブディレクトリー設定
レポートメールの設定およびアクティブディレクトリー設定を引き継ぐ場合はVVAULTインストール先\Mail.confを保存しておき、復元インストール後にファイルを置き換えてください。その後、VVAULT9Instance1Serviceを再起動してください。
・ライセンスの再登録
詳しくは「9-1 ライセンスについて」を参照してください。
・レプリカモードのサーバー証明書の再インストール
詳しくは「18-3 レプリカモードの起動(スタンバイサーバー)」を参照してください。

手順解説

① 「2-1 新規インストールの手順」を参考にインストーラを実行し[機能の選択]で元の状態と同様の機能を選択し[次へ]ボタンをクリックします。

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② [仮想ドライブDBデータ保存先フォルダの選択]で、既存のDBデータの保存先を選択します。

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ご注意

復元インストール時にDBデータ保存先フォルダーと同階層にある「backup_conf」がない場合はエラーになり復元できませんのでご注意ください。

DBデータの保存先については「1-3 使用するデータの保存先」を参照してください。

③ [既存DBデータ再利用の確認]ダイアログが表示されますので、[はい(Y)]ボタンをクリックします。

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④ [バックアップ用DBデータ保存先フォルダーの選択]で、既存のDBのパスを選択します。

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⑤[既存DBデータ再利用の確認]ダイアログが表示されますので、[はい(Y)]ボタンをクリックします。

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⑥ [インストール準備の完了]にて[インストール]ボタンをクリックします。

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