24 クイックマイグレーション

24-2 各部の名称と役割

クイックマイグレーション ジョブ一覧画面

quick_migration_joblist.png

名称と役割

①[ジョブ作成]ボタン

クイックマイグレーションのジョブ作成ウィンドウを開きます。

②[履歴クリア]ボタン

完了しているジョブの履歴を一覧から削除します。

※実行中や待機中、エラーで中断中のものは削除されません。

③ ステータス

一覧画面を表示した時点でのジョブのステータスが表示されます。最新のステータスを表示するには「更新」ボタンをクリックしてください。尚、ステータスには以下の種類があります。

実行中

移行処理中の場合に表示されます。

待機中

他のストレージが処理中などで、移行処理の開始を待機している場合に表示されます。

エラー

移行処理に失敗したファイルがある場合に表示されます。

終了

移行処理に失敗したファイルがあるが、強制的にジョブを終了した場合に表示されます。

成功

正常に移行処理が終了できた場合に表示されます。

④ 受付日時

クイックマイグレーションの実行操作を受け付けた日時が表示されます。

⑤ 移行元パス

ジョブ作成時に指定された「移行元パス」が表示されます。

⑥ 移行先フォルダー名

ジョブ作成時に指定された「移行先フォルダー名」が表示されます。

⑦ エラーログ

移行処理に失敗したファイルがある場合に表示されます。クリックすることでエラーメッセージが出力されたログファイルをダウンロードします。

⑧[再実行]ボタン

エラーで終わったジョブを再実行します。このボタンは、エラーステータスでのみ使用可能です。

⑨[終了]ボタン

エラーで終わったジョブを強制的に終了します。このボタンは、エラーステータスでのみ使用可能です。

クイックマイグレーション ジョブ作成ウィンドウ

quick_migration_create_job.png

名称と役割

① 移行元パス(入力必須)

本製品を使用するコンピューターから、移行元となる外部ストレージ、又は外部ストレージ内のディレクトリへのフルパスを入力する項目です。

例1)E:¥ローカルストレージの場合

例2)¥¥任意のサーバー名¥共有フォルダー名ネットワークストレージの場合

管理対象パス直下には本製品で使用する管理フォルダーが自動生成されます。システム不整合の原因となりますので、移行中はこのフォルダーを直接変更、又は削除しないでください。また、システム運用に支障をきたす恐れのある場所は管理対象パスとして指定できません。詳しくは「6-3 構成ストレージの追加」の「管理対象パスについて」をご覧ください。

② 移行先フォルダー名(入力必須)

マスタドライブのルート直下に生成される移行先フォルダー名を指定します。

③[エラーを無視して処理を続行する]チェックボックス

データ移行でエラーが発生(ファイルにアクセスできないなど)した際に、それらを無視して強制的に処理を完了させる場合はチェックを入れてください。

④[ユーザー名とパスワードを使用する]チェックボックス

ネットワークストレージや共有フォルダー等で、接続に認証が必要な場合はチェックを入れてください。

⑤ ユーザー名(⑪チェック時は入力必須)

接続認証に使用するユーザー名を入力する項目です。先頭に、接続先のサーバー名、又はIPアドレスを入力してください。

例)接続先のサーバー名¥ユーザー名

⑥ パスワード

接続認証に使用するパスワードを入力する項目です。

⑦[パスワードを表示]チェックボックス

パスワード欄に入力されている文字列を可視化します。

⑧[接続テスト]ボタン

指定された移行先パスで外部ストレージへの接続テストを実行します。

⑨[決定]ボタン

入力された情報でクイックマイグレーションジョブを作成し、実行します。

⑩[キャンセル]ボタン

クイックマイグレーションをジョブを作成せずにウィンドウを閉じます。