6 構成ストレージの設定
6-3 構成ストレージの追加
本製品の構成ストレージとして追加するには、本製品をインストールしたコンピューターからフルコントロールでアクセス可能なストレージ(固定ディスク、リムーバブルディスク、共有フォルダー、NAS等)である必要があります。追加作業の前に、予め対象のストレージへ本製品をインストールしたコンピューターから問題なくアクセスできることをご確認ください。
管理対象パスについて
本製品では、追加するストレージへのフルパスを「管理対象パス」と呼称しています。構成ストレージとして追加された際、管理対象パスの直下に「管理フォルダー(名称はシステムが自動設定)」が生成されます。この管理フォルダーには、マスタドライブと同一のフォルダー階層が生成され、マスタドライブに保存されたコンテンツの実データを管理します。
管理対象パスには、ローカルストレージの場合はドライブレターからのフルパスを、ネットワークストレージの場合は”¥¥”から始まるUNC形式でのパス(例:¥¥FILESERVER¥共有フォルダー名)を入力する必要があります。ドメイン環境でご利用の場合は、接続ユーザー名の先頭にドメイン名を入力してください。
尚、以下の場所はシステムの構成に支障をきたす恐れがある為、構成ストレージの管理対象パスに設定できませんので、ご注意ください。
※以下の例はデフォルト設定での値となります。実際のパスについてはご利用の環境をご確認ください。
【全ての構成ストレージに共通で設定不可】
- ・OSがインストールされているドライブ……(例)C:¥
- ・OSで使用しているシステムフォルダー……(例)C:¥Windows
- ・マスタドライブ、及びマスタドライブ上のフォルダー……(例)V:¥、V:¥フォルダー名
【バックアップ用構成ストレージのみ設定不可】
- ・空き容量が100MB未満のストレージに存在するフォルダー
- ・データを内包するフォルダー
以下のフォルダーはマスタドライブの構成ストレージとして追加可能ですが、既存データを取り込むことはできません。尚、以下のフォルダーを構成ストレージとして追加することは推奨しておりません。
- ・本製品のインストールフォルダー……(例)C:¥Program Files¥VVAULT
- ・本製品が使用する各種DBデータの保存先フォルダー……(例)C:¥Program Files¥VVAULT_BACKUP
手順解説
① ツールバーに配置されている「ストレージ追加」ボタンをクリックします。
② 「6-2 各部の名称と役割」の「構成ストレージ設定画面」を参考に必要な情報を入力し、決定ボタンをクリックします。
③ 対象のティアにストレージが追加されます。