25 Vマイグレーション
25-3 Vマイグレーションの手順
関連ガイド
シナリオベースの操作ガイドをご用意しております。
より具体的な環境を例にした解説をご希望の場合はこちらをご参照ください。
「導入ステップガイド Vマイグレーション編【ver. 7】」
http://vvault.jp/support/pdf/vvault_guide_vmg_v7.pdf
ご注意
Vマイグレーションのジョブを追加する方法には、Vマイグレーションツールを使用して自動で追加する方法と、手動で追加する方法の2種類があります。手動で追加したサーバージョブに後からアカウント情報や共有設定情報の移行ジョブを追加することはできませんので、それらの情報も移行する必要がある場合は必ずVマイグレーションツールを使用する方法でジョブを追加してください。
Vマイグレーションツールを使用したジョブ追加手順
移行元サーバーのアカウント情報および共有フォルダの設定情報までを含めて移行する場合はこちらの方法で行ってください。
① 移行元サーバーにログインし、管理者ユーザーでVマイグレーションツールを実行します。
② 出力された「アカウント情報ファイル」「共有設定情報ファイル」を取得します。
③ 移行先の管理コンソールにログインし、ツールバーに配置されている「Vマイグレーション サーバー追加」ボタンをクリックします。
④ ②で生成した環境情報ファイルを、「アカウント情報ファイル」「共有設定情報ファイル」のそれぞれの欄に指定してください。
⑤ 「ジョブ一覧」にジョブが登録されていることを確認します。
ワンポイント
ジョブ追加後、移行元サーバーにユーザーが追加されたり、共有フォルダーの設定が変更された場合は、再度Vマイグレーションツールを実行して出力したファイルをサーバー編集画面よりアップロードすることにより、新しいジョブの追加や、設定値の更新が行えます。
※但し、前回登録された情報を削除することには対応しておりません。
手動でのジョブ追加手順
移行元サーバーのデータのみを移行する場合はこちらの方法で行ってください。
① 移行先の管理コンソールにログインし、ツールバーに配置されている「Vマイグレーション サーバー追加」ボタンをクリックします。
② 「24-2 各部の名称と役割」の「Vマイグレーション サーバー追加画面」を参考に必要な情報を入力し、決定ボタンをクリックします。
ワンポイント
アカウント情報ファイル、共有設定情報ファイルは未入力とします。
③ ジョブ一覧よりツールバーに配置されている「Vマイグレーション ジョブ追加」ボタンをクリックします。
④ 「25-2 各部の名称と役割」の「Vマイグレーション ジョブ追加ウィンドウ」を参考に必要な情報を入力し、決定ボタンをクリックします。
ワンポイント
手動で追加したジョブは共有設定情報を引き継ぐことができません。
⑤ 「ジョブ一覧」にジョブが登録されていることを確認します。
ワンポイント
手動で追加したジョブは共有設定情報を引き継ぐことができません。
⑥ 他に追加するジョブがある場合は③〜⑤を繰り返します。
移行診断の手順
① ジョブ一覧画面より任意のジョブの「移行診断」ボタンをクリックします。
②「診断開始」ボタンをクリックします。
ワンポイント
データの移行診断では、推定移行所用時間の計測のため、一時的にVドライブ上の使用量が増えることがあります。
③ 移行診断のサブウィンドウに診断結果が表示されますので、エラーが無いことを確認します。
④ 他に診断するジョブがある場合は①〜③を繰り返します。
データ移行の手順
① 「ジョブ一覧画面」より任意のジョブの「データ移行」ボタンをクリックします。
②「25-2 各部の名称と役割」の「Vマイグレーション データ移行画面」を参考に必要な情報を確認または入力し、「移行開始」ボタンをクリックします。
③ データ移行のサブウィンドウに移行結果が表示されますので、エラーが無いことを確認します。
④ 他に移行するジョブがある場合は①〜③を繰り返します。